家を買う

20代、これといって趣味も特技もない普通の会社員がパパになる。そんなブログ

家を買う 第11回

3年ぶりくらいの「家を買う」です。

 

前回までで、ハウスメーカーと土地が決まった話をしました。

土地選びもかなり難航したので、少しだけ・・・

 

そもそも、最初に家を買おうと考えた時には、「土地と新築を買う」なんて考えていませんでした。建売くらいが自分たちの身分相応だろうと思っていました。

 

が、家族の持ち物の中に、部屋の床下強度(耐荷重)を上げる必要があるくらいの重量物があり、建売ではそれが難しいと判断しました。

今思えば、建売でも買った直後に施工すれば置けたのかもしれません。もっと言うと、中古リノベーションということも考えておけばよかったなと思います。(家の内装はリノベでどうにでもなる+外観見て嬉しいのは最初の1年だけなので)

 

結局、建売は早々に断念し、以下で絞り込みをかけました。

 ・土地が安い

 ・駅徒歩圏内

 ・水害がない地域

 ・地震に強い地域

 

水害がなく、地震に強い(地盤が硬い)地域というと、かなり絞り込まれます。

土地が安いのは、やはり郊外に行けば行くほどいいのですが、最寄り駅から都市まで乗り継ぎ無しで行けるかも考慮しました。

いつか家を売る時にもこれだけ条件がそろう物件であれば、買い手もつくだろうとも考えています。

 

もちろん、買う時点で安ければ安い程良いのですが、安い土地にはそれなりの理由があります。特に傾斜地は注意が必要で、家を建てる時に造成工事が必要となりかなりの費用がかかることを知りました。

土地の形状にもよりますが、100万はかかるといわれた土地もあります。

 

自分なりに色々調べた結果、ネットで土地を検索するよりも、「その土地で長く不動産をやっている不動産屋へ行く」が一番良かったです。

その地域の最新動向(どこを住宅地にしようとしてる、実は売りに出たばかりの土地がある等)や、買おうとする地域周辺の環境について教えてもらえる為です。

 

そのおかげで、出たばかりの土地を何か所か教えてもらうことができ、その中から条件に当てはまる土地を決めることができました。

 

土地を決めたら、住宅ローンの申請が始まります。

住宅ローンは、35年固定、ボーナス払い無しを選択しました。(年率1.1%程)

バブル後金利が大きく変動してはいませんが、支払い金額が固定されていたほうが、家計の計画が立てやすかったからです。

ボーナス払い無しは、会社にもしものことや、転職してボーナス額が変わったときにボーナスで払えなかったら困ると考えてのことです。

 

申請が終わり、土地の契約も住み、ハウスメーカーも決まって、実際に家の細かな仕様を決めるフェーズに移っていきますが、今日はここまでにします。

 

家を買う 第10回

だいぶ間があいてしまいましたが、第10回です。

 

自分が最終的に決めたのは中部地区では有名なクラシスホームです。

クラシスホームは「住まいを暮らしのオアシスに」とうたっていて、

HPもかなりお洒落な建築例が並んでいます。

 

デザインの割には、最初の見積もりが坪40〜45万程度(税抜き)で、

非常に機能性に溢れた提案をしていただけました。

 

特に気に入ったのが、他の工務店では北側に景色が抜けているのを

「部分的に使う」(小さな窓から覗ける、階段の途中に窓をつけて望める)

くらいでしたが、クラシスホームは「北側を全面窓にして採光も北側から取る」

というところでした。

 

北側の景色が気に入っていた自分たちにとっては凄く魅力的でしたし、

何よりその気持ちを汲み取ってもらえたのに感心しました。

 

 

価格もわかりやすく、標準的な機能が最低限の価格(最初の見積もり)になります。

最低限の価格でも家を建てることができます。

ここからは自分が気にいった設備や、壁紙、床などを変更し、内容によって、

見積もりが増減するといった具合でした。

 

自分の場合は、外壁をタイルにしたり、床を挽き板にしたり、パントリーのために

増床したり、諸々込みで当初見積もりプラス150万くらいになりました。

外壁タイルに変更するのは他社よりも安いようです。

 

ちなみに外構だけはクラシスホーム経由で依頼するのはオススメしません。

自分で外構屋さんを2〜3社探して相見積もりした方が安く、

おしゃれに仕上がります。

 

以上

 

 

 

 

 

 

家を買う 第9回

今回は「アールギャラリー」についてです。

こちらも、ローコストでお洒落なハウスメーカーとしては中部地区ランキングでよく見かけます。

が、個人的には良い思い出が無いです。

 

取り寄せたパンフレットから、電話をかけ、予約を取っての内覧。

かなりスタイリッシュな雰囲気で、住むのにはなんとなく落ち着かなさそう(生活感がない)な感じでした。

もちろん、設計段階で自由度はあるとのこと。

 

価格的にも、松竹梅のような感じで分かれており、松は完全フリーの注文住宅、竹梅は形(総二階吹き抜けなし)決まっており、畳数も決まっていたかと思います。

部屋のレイアウトなどは自由に変更が可能でした。

 

大分熱を持って営業の方が話をしてくれましたが(私は凄いプランナーとツテがあるだの、家が好きだの、家具はこれが好きだの)、途中までは良かったです。

が、こちらも子持ちの身なので子供がぐずりだしても御構いなし、話し続けられ、そろそろと言ってるのにまだ説明があるのでーなど引き止められました。

 

最後には、土地を抑えるための書類にサインだけでも!などと言ってきて、決めてないんだからサインは絶対しない!と口論に。

最後は逃げるように出てきましたが、営業からは「怖がらなくても大丈夫ですよ!」の謎の声かけにブチ切れ、速攻でお断りの電話を入れました。

 

結論ですが、総二階建てで手頃にしたい方にはオススメな気がします。

フリーで作るのであれば、値段も高く付くため、別の工務店ハウスメーカーがおすすめです。

 

今日はここまで。

家を買う 第8回

今回は「三昭堂」について。

三昭堂は、中部地区のローコストハウスメーカー工務店ランキングではよく見かけることもあり、カタログ請求をしていました。

 

カタログ請求後、すぐに担当営業の方から自己紹介の顔つきプロフィールが届いたのを覚えています。

まずは展示場の見学を申し入れ、丁寧なご説明の後しっかりとしたニーズのヒアリングをしてくださいました。

クラシスホームと同じ条件を申し入れ、費用的にも同程度でした。(1,800万程度)

何より、打ち合わせをした内容をその場で議事録として残してくださり、その場で受け取れたので言った言わないが起きない点では安心できました。

 

間取りもニーズ通りのプランであるものの、なんというか惜しい内容でした。

たしかにピアノは活きるんですが、動線的には邪魔というか、北側崖を活かすために2階の北側に風呂があるんですが、リビングが1階なので行ったり来たりで面倒とか、、、

 

結局図面修正もそこそこに遠慮させていただきました。

ただ、もう少し気持ちに余裕があればクラシスホームの図面と同じ間取りで、価格をせり合わせていたと思います。(その時は別で書きますが土地関係のあたふたや、子供が小さく妻が疲れてやる気がなくなるなど色々ありました)

 

三昭和の営業の方には非常に良くしていただき、申し訳なかったなと思います。

個人的には間取りがピタリとくればオススメです。

何より、三昭堂本社に行くと、三昭堂自家栽培の野菜が無料で頂けます。

 

今回はここまで。

番外編 太陽光発電システムを買う 第2回

前回ご紹介した「ソーラーエネカリ」ですが、東京電力からはソーラーフロンティア社製7kwの提案でした。

 

同じ構成で、見積一括サイトのタイナビ、価格コムのクチコミで有名な東京ジェルパックからも見積を取り、

ざっと比較しました。(タイナビ経由は見積待ちですが)

 

ソーラーエネカリ  240万(月リース料2万×120ヶ月)

東京シェルパック 140万(金利2%の為、実質10年で150万程)

 

これくらいの差が出ますので、ご参考までに。(ソーラーエネカリに見積依頼をしてから、現地調査の上、1週間かからずにリース見積を出して頂けました)

 

ちなみに、我が家の屋根は東北東片流れで勾配が緩やかな為、年間発電量7〜8,000kwhと、東京シェルパックなら7年程度で回収できる見込みでした。

 

太陽光発電はなんとなく南側じゃないと意味がないと思っていましたが、太陽光発電パネルのコストダウンにより、真北、北北東、北北西で無い限りは一考の余地ありのようです。

(もちろん勾配も関係しますがNEDOの日射量データベースを参考にすると良いと思います。)

 

今回はここまで。

 

家を買う 第7回

今回は、第5回で紹介した「フリーダムアーキテクツデザイン」について。

 

ハウスメーカー工務店探しをする前段で、「どのような家が理想か?」を妻と考えている時にまずは参考資料を集めようとなったのがきっかけで見つけた「ローコスト」設計事務所です。

(自分達からすればあまりローコストではなかったですが..)

 

ここは、建築例を取り寄せられるのですが目安費用も一緒に記載されており、非常に洗練された建築例が多いです。

設計事務所なのになぜ安いのか?ですが、全国的に展開されており、他の設計事務所(1〜5棟)に比べて年間棟数400と、スケールメリットによるコストダウンを図っているとのことでした。

 

最初のヒアリングから、図面設計の方が出ていただけるので、疑問がその場で解消できるのは非常に良かったです。

また、モデルハウスなどがあるわけではないのですが、実際に建てられた方の家を見に行く現場見学会が定期的に開催されています。ここにも最初のヒアリングをして頂いた設計の方が同行してくれた為、都度質問可能でした。

 

ヒアリング後、最初に出てきた図面も非常に洗練されていて、間取りという面ではズバ抜けていました。(設計事例のような間取りが出てきます)

個人的な感想ですが、夫婦で暮らすには抜群の出来でした。

が、子供と暮らすには生活感が見えないという印象でした。(収納スペースが少な目、フルオープンスペースで「隠せる」場所があまりないなど)

最初にオーダーすれば、その辺も加味してくれるでしょうが、フリーダムアーキテクツデザインとは違う趣向かなと思います。

 

数回の打ち合わせの上、契約担当の方(営業?)に費用を打ち合わせ直後に算出頂きましたが、2,500〜600万程。(外構無し、土地改良込み)

もちろん仕様の調整により、低減可能とは言われましたが、契約担当の方があまり印象良くなかった為、帰宅後にお断りしました。

 

今回はここまで。

 

番外編 太陽光発電システムを買う 第1回

現在、家を建てて1年経過しますが、太陽光発電の相場が大分下がってきました。

自分達も太陽光の設置を考えようと、色々調べていく中で、東京パワーグリッドが「ソーラーエネカリ」なるものをやっているのを知りました。

 

ソーラーエネカリは、自分で太陽光発電を買わずに、東京パワーグリッドからリースで借りて自分の家の屋根に設置し、毎月リース料を支払うシステムとのことでした。

10年間リース料を支払い終われば、そのままリース機器を無償譲渡も可能というサービスで、すぐに見積を依頼しました。

 

実際に屋根を調査頂いた上で(非常に丁寧な対応でした)、リース料を算出頂きました。

結果として、購入(別で見積も取っていました)するのと、費用としてはあまり変わらず、むしろ少し高いくらいでした。

ただ、やはり電気のプロがやる安心感、ローンを組まなくても良い(途中解約は出来ないらしいですが)というところをメリットに感じるのであれば良いサービスではと思います。

 

今回はここまで